「まつりがいればどんな場でも盛り上がる」夏色まつりが目指すVTuber像

「夏色まつり+○○○」

ホロライブプロダクションのVTuberについて知りたいと思ったとき。
検索窓に出てくるようなワードでは測り切れない、ホロライブタレントの魅力やプロフェッショナル精神、活動についての真面目な気持ちを、まっすぐに届けたい。
今回は、その一環として、ホロライブ1期生・夏色まつりさんのインタビューをお届けします。

この6月で活動8周年を迎えた彼女の「これまで」と「これから」を、ご本人の言葉で語っていただきました。

最も自分らしく輝ける場所は…

こんにちわっしょ〜い! ホロライブの清楚担当、みんなのアイドル、夏色まつりです!

2018年にホロライブ1期生としてデビューした、夏色まつりさん。元気で親しみやすいキャラクター性と高いトーク力でファンの支持を集め、YouTubeチャンネル登録者は150万人を超えています。

“アイドルVTuber”のイメージが強いホロライブプロダクションですが、実は活動方針やアイドル像に対する向き合い方は人それぞれ。まつりさんは持ち前の明るさとパフォーマンス力で、ファンの皆さんを楽しませる活動を続けてくれています。

個性豊かなホロライブメンバーの中でも、特にザ・アイドルなパフォーマンスができる自信があります!

歌って踊ることが大好きだと話す彼女。「活動の中で最も自分らしく輝ける場所は?」と問うと、「hololive fes.」を挙げました。毎年3月に行われるホロライブプロダクション最大のイベント「hololive SUPER EXPO」と共に開催されるのが通例となっていますが、1期生のまつりさんは2020年開催の1st fes. 『ノンストップ・ストーリー』からすべて出演しています。

この間の7thでは、今までできなかったことができたなと思います。
他のメンバーで言うと楽器演奏したり分身した人がいたり……。「まつりもタオル回したい」って言ってタオルを回せて、ファンの人も回してくれたり、ソロ曲のトップバッターとして盛り上げられたんじゃないかなという気持ちです!

日々の歌枠で披露される歌唱力や、3D配信でのダンススキルは、ホロライブのタレントたちからも高い評価を受けています。2025年11月に行われた誕生日記念3Dライブ配信「アイドル革命進行中!~今日の主役は夢の途中~」では、多くのゲストたちとともにアイドルソング中心のセットリストを届け、クライマックスにはファン待望の1stアルバムのリリースをお知らせしました。そのクレジットにはHoneyWorks、じん、ナナホシ管弦楽団、Medansy、FAKE TYPE.などシーンを代表するヒットメイカーたちの名前が並んでいます。

ステージを降りれば、FPSなどのゲームでも輝くまつりさん。これまでホロライブプロダクションの枠を飛び出してさまざまな活動者とコラボを行い、物怖じせず相手の懐に入っていくコミュニケーションで化学反応を巻き起こしてきました。 

人とコラボをする際は、相手の配信のコメント欄も確認して、向こうのファンの方々の反応を見ています。不快に思わせてしまわないよう、あくまでネタとして笑える範囲でのやりとりを目指しています

彼女が誰とでもすぐに仲良くなれる理由は、明るい人柄の中に垣間見えるこうした努力家な一面。近年は自身の発案でチャンネル登録1万人以下の“原石VTuber発掘企画”を実施するなど、業界の活性化に寄与する活動も行っています。

VTuberの中には、才能はあるのにチャンスがなくて、魅力的なのに知られていない方がたくさんいると思っています。やはり活動をしていく上では、反応やコメントは大きなモチベーションになりますから、そのきっかけのひとつをもたらせたらうれしいです。それが結果として、VTuber界隈全体の盛り上がりにつながったらいいなと思います。

この文化が廃れてしまったら、まつりもお仕事がなくなっちゃいますから(笑)

おどけてみせたのは、まつりさんなりのサービス精神なのか、それとも本心でしょうか。今でこそエンタメの一大ジャンルとなったVTuberという文化。けれどまつりさんがデビューした2018年当時は、一過性のブームで終わりかねない不安定な存在でした。そんな時代を知り、激動の業界を生き残ってきた彼女だからこそ、その言葉には重みが感じられます。

まつりさんを取り巻く環境の変化は、業界の存在感だけではありません。ホロライブプロダクションに所属するタレントは現在70名以上。海外進出や「hololive DEV_IS」の立ち上げなどもあり、1期生デビュー当時とは全く異なる規模となりました。

これからも目指していきたいVTuber像は…

彼女自身の7年半も決して順風満帆だったわけではありません。多くの失敗を経験しながら、その苦い思いを糧に変えてきました。

配信ではスリリングなトークや、自由奔放な振る舞いで撮れ高を生み出すまつりさん。一方で、こうした活動スタイルは一定のリスクも孕みます。周囲からの指摘を受けて、謝罪に至った経験もあります。

まつりはホロライブの中でも炎上しているイメージがあると思うし、実際そうだとも受け止めています。失敗をして学ぶタイプなので、自分の発言で炎上したり、注意を受けたりして初めて、「これは良くないことなんだ」と反省することが多いんですよね。その都度多くの方に心配をかけてきてしまいましたが、そのぶん、学んで成長する機会も多かったと感じています

壁にぶちあたりながらも長年活動を続けてこられたのは、ファンの温かい応援があったからこそ。衆目にさらされることの多いVTuberですが、特に近年のSNSでは、憶測を含む様々な情報が飛び交います。まつりさんは「あくまで娯楽。楽しむことが大事」と強調しました。

まつり自身もオタクであり活動者でもあるからこそ感じていることですが、自分が応援したいと思って信じたい人がいるのなら、その人が伝えた言葉を信じるのが良いと思います。「盲目になるのは良くない」という意見もわかりますが、エンタメはあくまで娯楽。
いろいろな情報を真に受けてショックを受けるのではなく、応援したいと思った活動者の言葉を信じてブレずに推し活してくれたら嬉しいです!

誕生日記念配信のタイトルにあった、「今日の主役は夢の途中」という言葉。まつりさんがまだ志半ばであるなら、そのアイドル道はどこへつながっていくのでしょうか。まつりさんの目指すVTuber像を聞きました。

人間関係は鏡だと思っているので、まずは応援してくれているファンの人に、しっかりお返しをしていきたい。そしてVTuberとしては、いるのがあたりまえの存在になりたいと思っています。MCでもひな壇でもライブでも安定したパフォーマンスを発揮して、まつりがいればどんな場でも盛り上がる。そんな風に思っていただきたいです。

6月に迎えた活動8周年への思いを聞くと……

これだけ活動していると、昔からのファンの方には見覚えのある企画も出てきたかなと。今まで避けていたことにも一回挑戦してみようかなと思っています。まさに最近やっていますが、ホラゲ配信とか。切り抜きの情報はもう古いぞ! 今のまつりを見ろと!(笑)

まっすぐな瞳で語ってくれた生粋のアイドル・夏色まつりさん。彼女はこれからも、VTuber業界に笑顔と感動をもたらしていくことでしょう。

夏色まつり 公式チャンネル

  • トップ
  • 特集
  • 「まつりがいればどんな場でも盛り上がる」夏色まつりが目指すVTuber像