結成5年目で初のリアルライブを開催!holoXの4人がライブを通して感じたこと

ラプラス・ダークネスさん、鷹嶺ルイさん、博衣こよりさん、風真いろはさんによるユニット「秘密結社holoX(ホロックス)」の単独ライブ『秘密結社holoX Live 2026「First MISSION」』が、4月29日、神奈川・ぴあアリーナMMにて開催されました。

「ホロライブ」6期生として2021年にデビューしたholoX。結成当時は5人で活動していたものの、2025年1月に沙花叉クロヱさんがホロライブにおける配信活動を終了し、以降は4人で活動。今回のライブは、結成5年目にして初となるリアルライブです。

holoXにとって、このライブはどのような意味を持つのか。また、ホロライブのユニットはリアルライブを作る上でどのようなことを考えているのか。holoXを支えたスタッフのHさんにも補足をもらいつつ、holoX4人でライブを振り返る座談会を行いました。

秘密結社holoX Live 2026「First MISSION」特設サイト
・公演全編をご覧いただける配信チケットはこちら(アーカイブ視聴期限:2026年5月29日(金) 23:59まで)
・ライブ会場の様子はオフィシャルレポートをご覧ください

holoXにとってもholoXerにとってもターニングポイントになったライブ

──まずはライブを終えた今の、率直な感想を教えてください。

吾輩はもうやり切った!って感じです。ライブが始まる前に、プロデューサーたちから「楽しんでね」みたいなことを言われて、その時はいや、緊張しすぎてそんな余裕ねえよ!って思ったんですけど(笑)。いざ始まったら楽しくできました。

“アチィ!”っていうのが率直な感想です。今まで5人でやってきて、4人でライブをすることへの不安もあったんですが。終わった後、holoXer(ホロクサー)※から「4人を応援していきたい」とか、「4人になって推し方が分からなかったけど、こうやって推せばいいんだって分かった」という声をたくさんいただいて。私たちだけじゃなく、holoXerにとっても、大きなターニングポイントになったライブなんじゃないかと思います。

※holoXのファンネーム

たくさんのタレントが出演する「hololive fes.(以下、fes.)」ももちろん楽しいんですけど、最初から最後までぶっ続けで4人が主役のパフォーマンスができるのは、こういうユニット単独ライブならでは。holoXerの熱量に対して、こよりたちも120%で返し続けられることが、とにかく楽しかったです。やっぱりライブが好きだなと改めて思った1日でした。

お客さんの盛り上がりや会場の熱気は強く記憶に残っているし、やり切った感覚もあるんですが、まだ終わった実感がわかなくて。ちょっとふわふわした状態です。自分にとってライブの準備や練習が生活の一部になっていたので、いまだに朝起きて一瞬「今日も練習、頑張らなきゃ!」って思っちゃう自分がいますね。

──ライブを振り返って、特に印象に残っている曲を教えてください。

『爆鳴DIVER!!!!』は会場の皆さんとのコールアンドレスポンスで、すごく一体感を感じました。

わかる!holoXerがどれだけ声を出してくれるか、本番まで分からなかったからね。たくさん声を出してくれて嬉しかったです。

『常夜リペイント re:paint ver.』

あとは『常夜リペイント re:paint ver.』。これは今までのholoXも大事にしつつ、これから4人で塗り替えていこう、走っていこうという気持ちがこもった曲です。歌いながら、この4人でこの先、もっといろんなことをやって行きたいなという気持ちが溢れました。

こよりも『常夜リペイント re:paint ver.』は力を込めてパフォーマンスしました。でも、気持ちはちょっとルイルイとは違っていて。個人的には、ライブの一番最後の曲だったので、会場や配信で見ているholoXerの皆が、ライブが終わった後もholoXのことが頭から離れないようにしてやるぜ!という気持ちで、今までしてきたパフォーマンスの中でも一番力を込めてやっていました。

今のタイミングだからこそできた新曲『Just for X』

『Just for X』

あとは『Just for X』。これは我々の新しい姿を見せられた、全員お気に入りの曲です。「秘密結社ってこんなにかっこよかったんだ!」と思ってもらえるパフォーマンスになったと思います。

──それぞれ武器を持つ演出もかっこよかったです。

あれは、本番1週間前くらいに振付の先生から「こうした方がかっこいいから動きを変えませんか?」と難易度が上がった提案をされて。確かにかっこいいけど、本当に急にこんなことできるかな!?というプレッシャーもあり……。でも周りのスタッフさんの「holoXならできる」という信頼に応えたいという気持ちや、これができたらholoXerもかっこいいって認めてくれるだろうなっていう妄想もあって、頑張りました。

『Just for X』はダンスも今までで一番難しかったのに、武器のところも難しかったからね。事前にスタッフさんに「一人ずつ武器をちょっと見せるだけなので、難しいことはないです。大丈夫です」と言われていたのに、練習に入ったらめっちゃ動くし、拍の取り方も難しいし。何やねん!と思ってました(笑)。でも、だからこそかっこいいパフォーマンスになったと思います。

ライブ制作プロデューサーの立場から補足すると、『Just for X』は最初にライブの企画を立ち上げた時に「4人のholoXをしっかり見せたい」という想いで作ってもらった曲なんです。なので衣装もライブ用に作った新衣装を着て披露したかったです。演出としてはやっぱり、秘密結社=ヴィランなので、スーパーヒーローみたいなダイナミックな着地をどうしてもやってもらいたくて、ああいう形になりました。

衣装チェンジも今までとは違う新しさがあって、それがholoXらしかったんじゃないかと思います。大人も子どもも喜ぶような変身シーンになっていて、めっちゃかっこよかったんじゃないかなって。

前提として普段のholoXとは違い、ライブでは【クールでスタイリッシュな4人組】をお届けしたかった。なので『Just for X』という曲にチャレンジしていただきました。ライブを通して『Just for X』のようなかっこいい曲があっても、ライブをトータルで見るとおふざけもあるし、holoXらしい「カオス」を演出できて、いいライブになったと思います。

そんなことを考えてくれていたんだ……!

それぞれの“ありがとう”の想いで繋いだ『暁光クロニクル』

『暁光クロニクル』

あと印象に残っていると言えば『暁光クロニクル』。元々、バラードに対してすごく苦手意識があるんですよ。しかもこの曲は、始まる前に感動的なMCもあったので、スタッフさんたちから「当日は感動して歌えないんじゃないの?」とか煽られて。そんなこと言われたら、いやいや、完璧に歌ったる!となるじゃないですか。でも歌っているうちにいろんなことを思い出してきて……泣かずに歌うのは、まあ、無理でしたね(笑)。でも、周りを見たら、なんか他の皆はけっこうしっかり歌ってて、え、こんな気持ちになってるの吾輩だけ!?みたいな。

いや、お前が泣きすぎなんだよ(笑)。逆に皆、ラプちゃんを見て、いや、こいつすげえ泣いてるじゃん!?って思って、冷静になれたというのもあると思うよ。

やめてください。もういじらないでください。

まあ、私も全然泣いてましたけどね(笑)。

ラプと私が、総帥と女幹部としてMCでけっこう踏み込んだことを言ってしまった分、こよといろはが「自分たちが歌を引っ張らなきゃ」という気持ちになったんじゃないかと思いました。なんか、その想いが伝わってきて、そこにも感動しちゃいました。

その通りで、MCでどこまで踏み込んで喋っていいのか不安だったんですよ。当日まで、皆がどんなことを話すのかも知らなかったので。でも、ラプちゃんとルイルイが言ってくれたことで安心感の方が強くなった感じがして、それで「こよりは皆を支える気持ちで歌おう」と思いました。皆で輪になるところも、笑顔で皆の顔を見るようにして。

そこでこよちゃんが目に涙を浮かべて耐えているのを見て、私も駄目でしたね。泣いちゃいました。

笑顔が逆に来るものがあったよね。こよ自身もプレッシャーはあったと思うし、苦しさも苦労も一緒に共有していたからこそ、感じることがあって。笑顔で歌ってくれてありがとうって思ってた。

こよりは逆に、言葉を尽くしてくれてありがとうって気持ちでした。ありがとうのリレーだったのかもしれないですね。

練習の時は、皆さん笑顔で楽しそうに歌ってましたけどね。

何なら、練習の時は運営ディレクターのMさんが泣いてましたからね!最初の練習の日、歌いながら「感動だな〜。当日は私も皆も泣くのかな?」とか思いながらあたりを見渡したら、誰よりも早くMさんが泣き始めて、それで皆の涙が引っ込むということがありました(笑)。

まあ、MさんはずっとholoXを担当してくださってるから。色々思うことがあったんでしょうな。

『暁光クロニクル』はクロヱの配信活動終了を発表したタイミングで公開した曲なので、やっぱりholoXerさんの中には「悲しくて聴けない」という人もいっぱいいたと思うんです。でも、今回4人で歌ったことで、前向きな曲として聴けるようになったと言ってくれるholoXerもいて。そうなったのはすごく嬉しいです。

うん、いい曲だからね。これまでのことも大切にしつつ前に進む曲っていうふうに、このライブで改めて定義づけられたのかなと思いました。

『暁光クロニクル』はholoXやholoXerにとって大事な曲なのは知っていたので、ただ歌うのではなくholoXもholoXerも感動するような演出をしたかった。なので、曲前のMCについては、holoXの皆さんを信じて「時間は何分かかってもいいし、何を喋ってもいいです。エモいMCをお願いします!」って伝えていたんです。当日は25分くらい喋ってましたね。

長すぎ!吾輩だけで10分くらい喋ってましたもんね。すいません……。

いえいえ。どんなに時間が押してもここは絶対に時間を巻かないと決めていました。お互いに伝えたいことを伝え合ってもらうことが大事だったので。そのお陰で私の想像を遥かに超える感動的な『暁光クロニクル』になって満足しています。

4人それぞれの、ソロ選曲に込めた気持ち

──ソロ曲についても、こだわった点や印象に残っていることを教えてください。

私は『いろはすてっぷ!』『ホントノワタシ』の2曲で、風真いろはという存在を改めて証明したいと思いました。『いろはすてっぷ!』は明るく元気な曲調で、多分、キャラクター・風真いろはとしての自己紹介的な曲。一方で『ホントノワタシ』は私自身の内面にフォーカスした曲です。holoXの中で自分のキャラクターを強く出すにはどうすればいいんだろう?って悩んだこともあったんですが、でも、今回この2曲をやらせてもらったことで、holoXの中で唯一無二の存在であることを示せたんじゃないかなと思っています。

あとは超余談なんですけど、ソロも練習の途中で急に踊るところが増えて、しかもその振付がバカ難しくて大変でした。これもスタッフさんからの信頼の証として受け取っていますけど(笑)。

『いろはすてっぷ!』
『ホントノワタシ』

──ラプラスさんはいかがですか?

吾輩は特に深い選曲理由はなくて。一番最初に出した『合縁事変』と、オタクくん※が好きな『バグラブ』をやったら盛り上がるんじゃないかと。本当にそれだけです(笑)。

※ラプラス・ダークネスが配信やSNSで自身のことや、ファンを愛情とネタを込めて呼称する際の総称

ラプラスさんはナチュラルに観客を煽るのが上手で、曲中の盛り上げもさすがでしたね。

ライブやるために生まれてきたのかもしれないっす。

『合縁事変』
『バグラブ』

──ルイさんはどうでしょうか。

そうですね、私はソロ曲が20曲あるんですけど、その中でもやっぱりholoXのことを歌った曲がいいなと思って『オーバード』にしました。女幹部としての苦悩を書いている曲なので。あと、『アナスタシスガール feat. ラプラス・ダークネス』は総帥と女幹部が出会った時の曲で。これから世界征服していこうな!みたいな、始まりのイメージがある曲だったので、この2曲を選びました。『アナスタシスガール feat. ラプラス・ダークネス』は海外のファンの方たちが好きな曲調みたいで、海外の方も結構盛り上がってくれていたと思います。

『オーバード』
『アナスタシスガール feat. ラプラス・ダークネス』

──こよりさんのソロについても教えてください。

holoXのライブとはいえ、こよりのソロ曲は知らないという方もいるかもしれないと思って、まずはfes.でも歌ったりしている『WAO!!』を選びました。これは自分の中では自己紹介にもなるし、皆さんに乗っていただけることを確信した、結構安心できる選曲でした。それに対して、もう1曲の『管制塔より』はかなり挑戦で。

──今年3月の生誕ライブで披露されたオリジナル曲ですね。物語性のあるMVと歌詞が印象的でした。

元々はノリノリのコール曲をやるつもりでいたんですが、『管制塔より』をレコーディングした日に、この曲は絶対ライブで映えるなと思って。大切なholoXのライブでやってみたいと思って選びました。この曲で、こよりのあけすけな全てを知ってもらえるかなという気持ちで歌ったんですが、holoXerの皆さんにも「博衣こよりにこんな一面があるんだ」と思ってもらえたみたいで、挑戦してよかったです。

『WAO!!』
『管制塔より』

会場中を巻き込んだMCで世界征服!?

──今回は現地でのライブということで、MCでも観客の皆さんと交流するようなコーナーもありました。実際にholoXerの皆さんと対面してみていかがでしたか?

ライブでこんな感じでファンの方と交流するって結構珍しいんじゃないかと思っていて。holoXerがどんな格好で、どんなグッズを持ってライブに来ているかって、うちらからはもちろんしっかり見えているんですけど、holoXer側は「本当に自分たちを見てるのかな?」と不安に思う人もいると思うんです。なので、観客の皆さんとコミュニケーションする時間を作ることで、「こちらからもちゃんと見えてるよ!」ということが伝わるといいなと思いました。曲中も、笑顔で盛り上がっているholoXerの姿を生で見ることができて、嬉しかったです。

本当はMCでももっとたくさんの人に絡みたかったんですけどね。配信でコメントを拾ったりすることもあるけど、その時よりもさらに近い距離で会話ができて、楽しかったです。

実は、吾輩といろはは、「hololive SUPER EXPO 2026(以下、EXPO)」のEXPO STAGEでも、あんな感じでオタクくんをイジった経験があるんですよ。あれがいい練習になっていたのかもしれない。

確かに!あの時も結構、自由に遊んじゃった記憶がある。

EXPOなので当然、我々以外のファンの方もいたんですけど、その時は偶然、いろは推しを引き当てたんです。そういう経験が今回のMCでも活きたのかなと思いますね。

ラプラスさんには積極的にholoXerをイジってもらうようにしました。MCの進行は他の方でもできると思うんですが、ファンの方を嫌な気持ちにさせずにいい感じにイジれるのはラプラスさんだからこそという信頼がありました。普段から他のストリーマーさんとも関わりを持っているので、アドリブ力というか、何が起きても場を盛り上げてくれるだろうなと思ってたので、MCは安心してお任せしていました。

なるほどね。ま、吾輩はMCをするために生まれてきたのかもしれないね。

本番中は緊張していて気づかなかったんですが、終わった後に改めて映像を見返していたら、思ったよりも様々な年齢の方が来てくれていて。大人も子どもも皆がニコニコで私たちのことを観てくれていて、その姿を見ると、本当に世界征服できた気持ちになりました。特にかざまのオタク(ファン)の方って、控えめな人が割と多くて。でもライブでは笑顔ではっちゃけてる姿を見ることができて、それも嬉しかったです。

MC

「さらに絆が深まったholoXの名刺になるようなライブです!」

──今回のライブの準備や本番を通じて、ユニットとしても個人としても達成できたなと思うことはありましたか?

まずは現地ライブを成功させること自体が大きなミッションでした。4人になって初めての大きな舞台だったので、4人でもお客さんを満足させて、この4人が最高だ!って思ってもらえるようなものを作りたいというのが一番考えていたことです。もちろん「クロヱがいないとholoXじゃない」と思う方もいるとは思うんですが、このライブをきっかけに「4人のholoXもまあいいじゃん。もう少し見といてやるか」と、そういうふうに思ってくれる方が一人でも多くいたらいいなと思います。

今の4人のholoXだから見せられる最高のステージができたのではないかなと純粋に思います。みんながどう推したらいいかの道しるべにもなれたのかな?と思って、やってよかったなと感じました。

不安ももちろんあったんですが、その不安を自分の中だけで抱えるんじゃなく、皆に共有して一緒に乗り越えていこう!って感じでしたね。

──ライブの準備や本番を通じて、4人の絆も深まりましたか?

そうですね。個人的には、いい意味で遠慮がなくなって、お互いがお互いのことを尊重できるようになった気はします。私も含めて、練習で苦労したこととか、できなくて落ち込むこともあったんですけど、「大丈夫。あいつは今は落ち込んでるけど、絶対に復活するから」みたいな信頼感が芽生えた気がして。3人を信頼して、自分は自分のできることをやるチームになったなと感じました。

遠慮はなくなったよね。以前に比べて、お互いに相手に踏み込むことも多くなったし、逆に本音を曝け出すことも増えたし。holoXの中での自分の立ち位置をそれぞれが理解して、自分が今どうすべきかみたいなところを考えられたライブだったんじゃないかと思います。

holoXerの皆にまたライブをやってほしい!と思ってもらえるような、そういういいものを皆で作り上げようという気持ちが一致していて。皆で大きな目標を乗り越えて距離も縮まりましたし、普段の会話とかでも、仲良くなったことは感じていただけるんじゃないかと思います。

絆は深まるばかりですね!

──最後になりますが、ライブは現在、アーカイブ配信中です。これからholoXに出会う方に向けて、どなたか代表してメッセージをいただけますでしょうか。

かっこよくて、わちゃわちゃしてて、不器用なところもあって、凸凹なところもある。でも、見てると元気になる、なんかイイ奴らなんですっていうholoXの魅力を紹介できる、名刺のようなライブになったと思っています。気軽な気持ちで見てもらえたら嬉しいです。

無料パートもあるので……まずは一旦無料パートを見てくれ! 話はそれからだ!って感じです。

【チラ見せ】秘密結社holoX Live 2026「First MISSION」【 #SSholoX世界リペイント計画】

公演全編をご覧いただける配信チケットはこちら(アーカイブ視聴期限:2026年5月29日(金) 23:59まで)

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