
カバー株式会社が運営する「ホロライブプロダクション」の大型イベント「hololive SUPER EXPO 2025 Supported By BANDAI」および「hololive 6th fes. Color Rise Harmony」が、2025年3月8日(土)、9日(日)に幕張メッセ 国際展示場にて開催されました。
COVERedge(カバレッジ)EXPO特集第3回では、EXPOに来場いただいた小学生から40代まで、家族連れや海外からの参加者など多様なファンの声を通して、ホロライブプロダクションの広がりと魅力を紹介します。
(カバレッジ特集第1・2回では、担当者へのインタビューを交えたブース紹介を掲載しています。合わせてご覧ください)
子どもの影響で親もファンに。家族で楽しむホロライブ
「魔法少女ホロウィッチ!」ブースで、プリントシールを撮影していた北海道から訪れた中学2年生の息子と母親は、父親も含めた家族3人でEXPOに参加。「子どもが好きなので一緒に来ました。時間が合えば家族で一緒に配信を見ています」と母親は話します。息子は「推しは兎田ぺこらと紫咲シオンです。ホロライブを好きになったのは、スマホゲームとのコラボがきっかけでした」と説明。過去には北海道の映画館でライブビューイングを経験したことがあるといいます。

明日は家族3人でライブに参加する予定で、初めて生でホロライブを見る機会となり、とても楽しみにしていると話してくれました。息子の部屋にはグッズがたくさんあり、彼にとってホロライブは「生きる楽しみ」だと語っていました。

続いては埼玉から参加し、EXPOオリジナルのフードを楽しんでいた二人組。今年小学5年生になる姪を連れた男性に、好きになったきっかけを伺うと「YouTubeの切り抜きでホロライブを好きになりました」と語ります。「姪がホロライブのウエハースを買っていたことで、姪もホロライブが好きだと気づきました」と教えてくれ、今回初めてのイベントとしてEXPOに参加されたとのことでした。

男性は「ホロライブは癒されます」と話し、姪は「船長(宝鐘マリン)の歌で『美少女無罪♡パイレーツ』が好きです。ホロカの大会にも出たことがあります」と音楽やカードゲームも楽しんでいるとのこと。そして「将来VTuberになりたいです。小学校の友達と2人でキャラクターデザインをしています」と夢も語ります。ホロライブの魅力を聞くと、「みんな友達みたいで楽しいです」と小学生の等身大の目線で伝えてくれました。
「裁縫の技術も身につけました!」ホロライブがきっかけとなる趣味やコミュニティ
ホロライブインドネシア1期生のコスプレで参加した、千葉と東京から来た20代女性3人組にEXPOの感想を聞くと、「推しのフードを楽しみにしていました!ムーナちゃん(ムーナ・ホシノヴァ)のナシゴレンにはポストカードもついていて、味もとても美味しかったです!」と話します。

始発で6時半に到着した彼女たちは、手作りのコスプレ衣装を1ヶ月前から準備。「各々で生地を購入して合わせました」と言います。ホロライブにハマったきっかけは「コロナ禍で外に出られず配信を見始めたことです。家から出なくても楽しめます」と話し、中でもホロライブインドネシアにハマったとのことでした。
「最初はインドネシア語が分からなかったのですが、だんだん理解できるようになりました。今ではインドネシアのことを調べたり、現地のファンと交流もしています」と言葉の壁を乗り越えて、ホロライブを通じた国際交流をしていると言います。3人は「ホロライブは人生の楽しみ、生きる楽しみです。朝起きたらホロライブを見て始まり、夜もホロライブを見て寝る日常です」と語り、「落ち込んでいる時も嬉しい時も常にそばにいてくれる存在です」と話します。「コスプレをきっかけに裁縫の技術も身につけました」と趣味の広がりも伝えてくれました。



オタク友達だという大阪と東京から来た20代男女の2人組は、EXPO両日ともに参加。2日目には2人で手作りの衣装で宝鐘マリンさんのコスプレをする予定だと話してくれました。ファン歴は4年ほどで「元々VTuberが好きで、3期生の切り抜きを見てホロライブを好きになりました。今では推しのライブには絶対行きます!」といい、EXPOでは「ホロウィッチの展示が良かったです。衣装がすごくて感動しました」とのことでした。「毎日推しを見て、移動中や準備中に配信を見たり、アーカイブを流して常に一緒にいる感覚です。ホロライブはライフラインです。ないと生きられません」と熱く語ってくれました。

推しの角巻わためさんのぬいぐるみを持参し、EXPOオリジナルのドリンクを楽しんでいた都内在住の40代男性は3〜4年のファン歴だと言います。朝7時に来場したといい「普段見る機会のない着ぐるみの集合を見られて良かったです」と感想を伝えてくれました。

ホロライブの魅力について「日々の生活の癒しです」と話し、「人にすすめるときは多種多様なタレントがいるので『必ず相手に合う人が見つかります』と説明しています」と教えてくれました。EXPOには友人と2人で参加し「友人とは昔からの知り合いですが、自分がすすめてホロライブを好きになってくれました」とホロライブを通じた交流を広げていると話します。
国を越えた交流も。オンラインでの出会いからリアルへ発展するホロライブ

オランダから来日した30代男性はファン歴5年。「今日はコスプレをしたかったのですがコスプレ利用のチケットが取れませんでした」と話します。17歳でコスプレを始め「人生の半分以上コスプレをしています」という彼は「ホロライブEnglishのブース(ENigmatic Recollection)を楽しみに来ました。初めて全員揃っているブースを見られて良かったです」と喜びを語りました。

ホロスターズファンで神奈川から参加した20代女性はホロスターズのりっか(律可)、みやび(花咲みやび)、りお(水無世燐央)が推しだと言います。「2〜3年前のライブ映像がTikTokで流れてきたのがきっかけです」とホロライブプロダクションとの出会いを語ります。「元々別の配信者が好きで、ホロスターズはVTuberを好きになるきっかけとなりました」と語り、YouTubeのメンバーシップにも入っていると話してくれました。

SNSで知り合ったという大空スバルファンの男性4人組(うち1人は韓国から来日)は「たまにオフ会をやります!」と交流の様子を語ります。韓国から参加した男性は「2022年初期にホロライブを知りました。韓国でもイベントやコラボカフェがあり、今日のイベントはライブビューイングも行われています」と教えてくれました。

4人にとってのホロライブとはどんな存在なのか伺うと「エネルギーをもらえる場所です」「スバルちゃん(大空スバル)の配信で元気をもらっています」「太陽です」「前向きにしてくれるエンタメです」「普段の配信の姿以外にも日常の姿も見れるから身近に感じます」「アーカイブもたくさんあり常に飽きません」と、それぞれの視点で魅力を伝えてくれました。
EXPOで見えた、ホロライブが結ぶ多様なつながり
幕張メッセで2日間展開された「hololive SUPER EXPO 2025 Supported By BANDAI」および「hololive 6th fes. Color Rise Harmony」。
今回の来場者インタビューでは、ホロライブが世代・性別・国籍などを超えて人々を楽しませ、ファン同士の交流が生まれることで、人と人とを繋いでいることが実感できる声が多くありました。また、小学生から大人まで、家族で楽しむ人、友人と共通の趣味として楽しむ人、一人でじっくり楽しむなど、それぞれの楽しみ方は多種多様に。
また「ホロライブプロダクションとはどのような存在か?」という問いには、「日常の一部」「生きる楽しみ」「癒し」といった表現が多く聞かれ、単なる趣味以上の存在になっていることが垣間見えました。
タレントとファンの関係だけでなく、ファン同士のつながりも生み出しているホロライブプロダクション。止まらない進化の様子をカバレッジではこれからもお届けしてまいります。
(カバレッジ特集第1・2回では、担当者へのインタビューを交えたブース紹介を掲載しています。合わせてご覧ください)