2026年1月13日、東京都内のブシロード本社にて「第1回ホロカショップ店員交流会」が開催されました。(※同年1月20日には大阪でも開催)
全国のブシロード公認店137店舗からトレーディングカードゲーム(以下、TCG)を愛する店員の皆様が集結し、『hololive OFFICIAL CARD GAME(以下、ホロカ)』を対戦しながら交流していただき、その魅力を再確認していただくためのイベントです。
ユーザーに最も近い存在である店員の皆様が、自らホロカを楽しみ、その魅力を深く知る。その体験が、店舗を訪れるホロカユーザーの皆様へと熱量を持って伝わっていく——。そんなポジティブな連鎖を生み出すことを目指しています。
『hololive OFFICIAL CARD GAME』は、2024年9月に発売開始したホロライブプロダクションのタレントたちをモチーフにしたトレーディングカードゲーム。カバー株式会社が企画・開発を、株式会社ブシロードが販売/運営協力を行っています。
本記事では大盛り上がりだった交流会当日の様子のレポートや、参加された店員の皆様へのインタビューを掲載。そして、ホロカは現在のTCG市場において、どのようなポジションなのか、担当者の言葉も交えながら紹介していきます。
︎プロデューサーが語るTCG市場におけるホロカの現在地とは?

ホロカは、プレイヤーが推しの「ホロメン」(「ホロライブ」のメンバーさんたちの略)とステージ上のホロメンに「エール」を送る形でステージを盛り上げ、相手と競い合う形式のTCGです。
2026年現在、様々なタイトルやジャンルのTCGが発売されていますが、ホロカの国内のシェアランキングは「5〜6位くらいの立ち位置※」だと、カード事業開発室TCG開発部部長兼プロデューサーの堀江礼希さんは語ります。
※出典:2025年9月度 新品トレカ売上ランキング https://www.torema.jp/202509orecamarketconditions/
堀江:「ホロカを発売した2024年は、他にも非常に多くのTCGタイトルが出た年でした。そんな中でも多くのユーザーさんに遊んでいただけている現状は、とてもありがたいです。最近はカードショップの店舗に行ってもホロカのポスターを見る機会が増えて、業界でも市民権を得てきていると感じています。TCGユーザーのメイン層とホロライブファンのメイン層がともに20〜30代の男性と被っているのも、成功した理由の一つではないかと考えています」
また、株式会社ブシロードの調査から、ホロカ取り扱い店舗数も右肩上がりで増えていることがわかります。発売直後の2024年9月は380店舗でしたが、2025年12月には867店舗にまで増加しました。交流会やショップ大会の開催数も年々増え、交流会の参加者数は1年半で2倍以上に増えています。

ホロカをきっかけにホロライブファンになったというユーザーの声も。
堀江:「イベントなどでホロカプレイヤーの方とお話する機会もあるのですが、『元々違うTCGをやっていて、ホロライブについてはあまり詳しくなかったけれど、ホロカをきっかけにホロライブのタレントさんのファンになりました。今ではタレントさんの配信も見ています』という声を聞いたこともあります。逆に『ホロカを入口としてTCGの面白さを知った』『10年以上TCGから離れていたけど、ホロカで再びTCGをプレイするようになった』という声を聞くこともあります」
「推しのカードでゲームする」ホロカの独自性

他のTCGと比較して、ホロカならではの独自性はどのようなところにあるのでしょうか。堀江さんは「推しのカードでゲームができることが、リリース当初から変わらない強み」だと言います。
堀江:「ホロカでは、タレントさんの個性をできる限りカードのイラスト、テキストやカードの能力に落とし込めるように工夫しています。カードを手に取ったファンの方がSNSなどで『これ、この間の配信が元ネタだ』とか『これ、あのタレントさんの名シーンだよね』と話しているところを見ると、開発冥利につきます」
一方、実在するタレントさんを扱うゆえのこだわりもあるそう。
堀江:「それぞれのタレントさんにファンがいて、遊ぶからには自分の推しを使って遊びたいというユーザーさんが多い。でも、全てのカードが同じ強さというのは、トレーディングカード”ゲーム”という性質上難しいところです。なので単純に強さを競い合う以外の機会も設け、ユーザーさんができるだけ推しを使って遊べるようにしたいと考えています」
その機会の一つが“推しホロメン選抜”というトーナメントの方式。
ホロカの大型大会で実施されるトーナメント対戦制度で、予選ラウンドの成績が全勝のプレイヤーが使用している推しホロメンカードと、同じ推しホロメンカードを使用していないプレイヤーを優先的に決勝ラウンドに選出するという制度です。
堀江:「殺伐とした雰囲気にならないように、イベントにも力を入れています。今年の2月には、勝敗に関係なく参加した方全員が景品がもらえるカジュアルマッチングイベントを行いました。そういう場では、プレイヤー同士で自分の推しについて“推し語り”をしあったりして、交流する機会になれば嬉しいなと思っています」
ユーザーのプレイスタイルにも独自性が伺えます。
堀江:「カードスリーブやプレイマットのようなサプライを推しのもので統一するユーザーさんもすごく多いと感じます。カード以外のグッズでも自分の推しをアピールする人が多いのも、ホロカユーザーさんの特徴かなと思います。また、ユーザーさんが独自で大会を開いてくださることも、この1年くらいで増えました。我々が47都道府県全てで大会を開くことは物理的に難しいのですが、ユーザーさんが自ら大会を開いてくれて、そこにホロライブファンの皆様やホロカユーザーさんが集まって交流されている。その熱量の高さも、作り手としてはとても嬉しいです」
︎全勝した参加者には賞品も!白熱のホロカショップ店員交流会の様子をレポート

ここからは、1月13日に行われた「第1回ホロカショップ店員交流会」の様子をレポートします。当日は、全国68店舗から85人のショップ店員さんが参加しました。
「兎田ぺこら」ブロック、「一条莉々華」ブロック、「角巻わため」ブロック、「尾丸ポルカ」ブロック、「白上フブキ」ブロックと、ホロメンの名前を冠した5つのブロックに分かれて、対戦が行われました。
カードショップ店員同士の対戦とあって、白熱したバトルが繰り広げられます。一方、対戦が早めに終わって時間に余裕がある組は、参加者さん同士でホロカやお互いの店舗について、和気藹々と情報交換する姿も見受けられました。


また、推しホロメンのマットやスリーブを持参したり、バッグに私物の推しホロメンのグッズやぬいぐるみをつけて来場されている参加者さんも。前述の堀江さんの言葉通り、推しへの熱い気持ちをカード以外のサプライ・グッズでも表現しやすいところが、ホロカの魅力です。


本戦は全部で4回戦行われ、全勝した店舗の参加者さんには、特製エプロンと店舗に飾れるスタンディ、さらに2026年4月のショップ大会が「PRパックマシマシ」になる開催権利が贈られました。


全勝店舗は、以下の通りです。
▼東京会場

Aブロック「兎田ぺこら」 静岡県BOOKOFF 富士宮北町店(ユッカ選手)
Bブロック「一条莉々華」 東京都フジヤ(souka選手)
Cブロック「角巻わため」 千葉県ディーカルテン・ラボラトリー大網(MUR選手)、千葉県ホビーステーション千葉店(者選手)
Dブロック「尾丸ポルカ」 東京都トレーディングカードゲームショップ193秋葉原(WsM/くろっち選手)
Eブロック「白上フブキ」 東京都D-Cent game&card/ディセントゲーム(マツモト選手)
▼大阪会場

Aブロック「兎田ぺこら」 奈良県ラックス奈良柏木店(黒嶺選手)
Bブロック「一条莉々華」 愛知県トレカプラザ55大須アメ横店(ロゼ選手)
Cブロック「角巻わため」 兵庫県スポーツカード&カードゲームショップMINT 三宮店(マレ選手)、高知県カードショップ楓(かぜさん選手)
Dブロック「尾丸ポルカ」 大阪府GIRAFULLなんば店(ゼニス選手)
Eブロック「白上フブキ」 大阪府スキップ(kai選手)
勝者コメントを聞かれ、喜びの声とともに「店舗でホロカが盛り上がっています!」と報告してくれた参加者さんも複数いらっしゃいました。
また、対戦後にはショップ店員の皆様とカバー社員、ブシロード社員による意見交換会も開催。各ショップでのホロカの現状や、今後ホロカをより盛り上げていくためにはどうすればいいか、有意義な話し合いが各所で行われていました。
本大会を通じて、参加された全国のショップ店員の皆様から、ホロカの魅力や熱量がユーザーの皆様へと、さらに広く伝わっていくことを願っています。
ホロカ公式のレポートはこちらをご覧ください
第1回ホロカショップ店員交流会開催レポート!
全勝した参加者には賞品も!白熱のホロカショップ店員交流会の様子
また今回、参加されたショップ店員さん数名に、会場でアンケートインタビューを行いました。実際にホロカを取り扱っている店舗のリアルな声を聞きました。以下に、回答をいくつか抜粋して掲載します。
Q.店舗でホロカの取り扱いを始めたことで、お客様の反応はいかがですか? また、ホロカのどこが魅力だと感じますか?
「取り扱いを始める前よりも、ホロライブというコンテンツが好きな方が増え、“扱ってくれてありがとう”と言われるようになりました。」(おたちゅう秋葉原5号店さん)
「ホロカからTCGを始める方も多く、新規のお客様の来店も増えました。」(プレイスペースぷらっつさくらさん)
「イラストの可愛さ、キャラクターの可愛さが魅力だと感じています。」(D-Cent game & cardさん)
Q.店舗内で特に反響が大きかったイベントや施策を教えてください。
「新弾と同時に行った箱争奪戦は人気でした。今後、デッキ販売をやってみたいです。」(おたちゅう秋葉原5号店さん)
「エクストリーマーカップの店舗予選。また、普段のショップ大会も一定数のお客様が参加されていて好評です。」(プレイスペースぷらっつさくらさん)
「エクストリーマーカップのエリア予選は一番反響が大きかったです。」(カードゲームのシーガル仙台駅前店さん)
Q.他TCGと比較して、お客様の傾向はありますか?
「男性の方がやはり多いですが、他のTCGに比べて女性比率も多いと思います。パックはあればすぐに売り切れてしまうので、勢いを感じます。」(アメニティードリーム池袋パワー9店さん)
「取り扱う前は若い方が多いのかと思いましたが、意外と幅広い年齢の方が購入されている印象です。男女比は圧倒的に男性が多いですが、女性もいます。発売日直後はよく売れますが、在庫がなく、買いたくても買えない方が多いです。」(プレイスペースぷらっつさくらさん)
「年齢層は高校生以上に寄っているように感じます。BOX買いが他TCGに比べて多い印象です。」(D-Cent game & cardさん)
Q.店舗で特に人気が高いタレントさんのカードやデッキがあれば教えてください。
「TCGとして、その時期に強い推しを使われていることが多いです。また、宝鐘マリンさんや白上フブキさんは安定して人気が高いように思います。」(プレイスペースぷらっつさくらさん)
そのほかにも、百鬼あやめさん、風真いろはさん、戌神ころねさん、星街すいせいさん、小鳥遊キアラさん、大空スバルさん、猫又おかゆさん、ときのそらさん、ロボ子さんの名前などが上がりました。
Q.今後、ホロカに期待することを教えてください。
「スタートデッキを定期的に発売してくださっているので、初心者へのティーチングイベントを開催してくださると嬉しいです。」(BOOKSながしまさん)
「店舗公認イベントとしてティーチング(体験会)をやってみたいです。」(BOOKOFF西台高島通り店さん)
「地方イベントも増やしていただきたいです。」(宝島酒田店さん)
アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

▼参考記事

